藤井寺市（ふじいでらし）は、大阪市から南東に約15km（キロメートル）の場所に位置し、8.89㎢（平方キロメートル）のベッドタウンになります。大阪市都心部から、電車で約15分、南大阪線と道明寺線の2路線が通り、計4駅（藤井寺駅、 土師ノ里駅、道明寺駅、道明寺駅）を有している利便性の良い町です。また、西名阪自動車道や大阪外環状線も通っており、藤井寺インターチェンジもあることから、車でのアクセスも抜群と言えるでしょう。全国の市の中でも5番目に面積の小さい市でありながら、人口63,490人（2020年11月1日時点）と大阪府での人口密度は8番目であり、南河地域内では最も高い為、各産業も活気があり、安心して生活できる町です。
世界遺産登録を控えている古市古墳群（市ノ山古墳、岡ミサンザイ古墳、ボケ山古墳など）や、国宝の千手観音像、西国三十三箇所観音霊場の第五番札所として歴史のある葛井寺、菅原道真公にゆかりのある明寺や道明寺天満宮など、数々の歴史ある寺社仏閣があります。
また、かつてプロ野球球団であった近鉄バッファローズの本拠地があったことから、歴史・文化に富んだ町です。
最近ではYouTubeチャンネルの開設、起業を考えている方の相談会、結婚・育児生活支援に力を入れるなど、市の発展に積極的に力を入れており、より住みやすい町になっていくでしょう。

藤井寺市ではごみ収集において決められたルールがあります。
まずゴミの種類、分別方法になりますが、大きくは燃えるゴミ、不燃・粗大ゴミ（古紙なども含む）、空き缶・空き瓶、ペットボトル、家電（リサイクル対象品）、水銀含有製品・リチウムイオン電池を含む小型充電式電池、有料収集品の7つに分けられます。燃えるゴミは各所定の場所（ゴミステーション）、ペットボトルは指定の回収場所、その他は玄関前で指定日に回収してくれます。有料収集品については主に、家庭の片付けや引越しなどで出た「多量」のゴミ、剪定ごみ（樹木や庭木の整備で出た枝など）、スプリングのは入っているマットレス（スプリングが無いマットレスは無料で回収してくれます）などが該当します。ちなみに有料回収品に関しては予約制になっているので、前もって確認が必須です。また、中には回収できないゴミもあり、危険物（注射器などの医療廃棄物、廃油やガスボンべ等）や薬品系、その他バイクや便器やバッテリーなどがあげられます。これらの物は廃品回収業者や購入先に相談することをお勧めします。細かいルールに関しては市のHPにも掲載されているので、都度確認し正しくゴミ処理を行いましょう。

一般のご家庭で不用品が出た場合、基本的に粗大ゴミとして出せば市が回収してくれます。ただ年々ゴミの分別やゴミ出しのルールが厳しくなっている為、不用品回収専門の業者を使うケースが増えています。では、どんな時に不用品回収業者使ったらいいのでしょうか。まず市が回収してくれない不用品が出た場合です。藤井寺市ではバイクや付随する部品、ピアノやパソコンなど、市では回収してくれない不用品も多々存在します。そういった「回収できない物」または「回収できるか不明な物」が出た場合は専門の業者へ相談した方が良いかもしれません。次に引越し等で多量なゴミが出た場合です。こういった場合は回収はできるものの、有料になるケースがほとんどです。また、市では有料回収のゴミでも物によって買取や下取りをしてくれる業者さんもあり、場合によっては回収の料金は掛からなくなる場合もあります。このように多量なゴミや、回収できないゴミ、または市では料金がかかってしまうゴミは、一度不用品回収業者に相談するのが良いでしょう。